健康

仕事を頑張りすぎる人の7つの特徴と、頑張りすぎないための自己対策とは

日本国内では2000年代に入ってから、過労自殺や過労うつが増加傾向にある、という統計結果があります。

その中でも、増加傾向が目立つのが若者たちなんだそうです。

「今の若者は心が弱い」

などと言う人たちもいますが、本当に精神力だけの問題なのでしょうか?

今回は、仕事を頑張りすぎる人の特徴と、頑張りすぎて心を壊してしまわないための自己防衛対策についてお伝えします。

仕事から得たいものはなんですか?

人がなにかを頑張るとき、必ずその先にはそれぞれの目的があります。

つまり、それを行うことによって得たいもの、です。

ただ、やみくもに与えられた仕事を無感情でこなす人はいません。

それができるのはロボットだけです。

一見ロボットのように働いているように見える人であっても、必ず何らかの自分の目的を果たすために頑張っているのです。

仕事というものは、その仕事をすることで自分がどうなりたいか?、何を得たいか?などが目的になるといえます。

仕事は、本来なら自分を表現できる、ひとつの手段です。

自分がいきいきと輝いて、仕事を通じ自分を表現している人は、人生そのものを楽しんでいます。

不思議と仕事も順調で、プライベートも楽しんで生きています。

一方、頑張りすぎている人は、なぜか仕事もプライベートもつらいと感じている人が多いようです。

この違いはいったいなんなのでしょうか。

頑張りすぎる人の7つの特徴とは

頑張りすぎる人には、いくつかの特徴があります。

これは、持って生まれた性質に、これまで生きてきた環境が組み合わさって、自分自身で「~でなければいけない」を作り上げていることで生まれているものです。

頑張る、というのは、身体だけではありません。

身体よりもむしろ心が頑張りすぎる、ということが実は一番怖いことなのです。

●人に頼めない

人に頼めない人は、「自分しかこれをやることができない」という責任感や、「人に頼んであとから修正するくらいなら、はじめから自分がやったほうがマシ」といったことから、色々なことをすべて自分で抱えて1人で頑張ってしまいます。

こういったタイプの人は、他人を信用しないところがあります。しかし、1人ではすぐにキャパオーバーになってしまいます。

●完璧主義

何事においても、「自分が思う完璧」を目指す人です。また、人からの大きな評価がなによりも大好きなので、完璧にこなし、人から称賛されることが仕事の生きがいともいえます。

こういったタイプの人は、チームを組んで成果をみんなで作るより、1人で成果をあげ周りから一目置かれたいので、どうしても自分に負荷がかかります。

●自己評価が低い

自己評価の低い人は、自分が頑張ることで周りの人に褒められたい、その人の役に立ちたいという想いが強い人です。

頼まれごとを引き受け、自分が無理をすることで相手が喜んで(認めて)くれるなら…と、あえて無理をするようなケースがよくあります。

●コンプレックスが強い

自分自身に自信が持てず、コンプレックスの強い人は、そのコンプレックスの裏返しのように働きます。

がむしゃらに働いて、例えば昇進や給料アップなど、目に見える形で評価されることで安心感を得るのです。

●負けず嫌い

「人に負けたくない」という負けず嫌いの人は、営業など成績が目に見えてわかる部署にいる場合など、トップを目指す姿勢は「素晴らしい」の一言です。

しかし、負けないためなら無理をするのも当たり前なところがあるので、気づかないうちに身体と心に負荷をかけている人が多いのです。

●我慢強い

学生時代に、ずっと体育会系の運動部で頑張ってきたような人に多く見られます。また、親から「我慢しなさい」と育てられた人にも多いです。人生は我慢することが多く、我慢することが当たり前だという意識が強くあります。

仕事がつらいと思っても、無理に飲み込み、いつの間にか自分が我慢していることにすら気づかなくなります。

●プライドが高い

プライドが高く、自分が周りからどう見られるのかがとても気になる人。

周りにすごいと思われたいので、そのためにはとても頑張ります。しかし、実はこのタイプはとても傷つきやすく、自分の評価が低かったりすると、一気に自信喪失をしてしまいます。

いかがでしたか?あなたは上記の7つに当てはまるところがあったでしょうか?

もし、当てはまるものがあれば、ちょっと働き方…というより、心の持ち方を考えてみるよい機会ととらえてみてください。

実は、この7つの特徴に多く当てはまる人ほど、うつ病にかかりやすいと言われています。

心が悲鳴を上げるまえに、自分でできる自己対策を行ってみてください。

頑張りすぎないために自分でできる対策とは

ストレスは仕事へのパフォーマンスを下げます。すると自分が求めている結果からはどんどん離れていくことになります。

それがさらにストレスを悪化させ、自分ではどうしようもなくなっていくのです。

自分は仕事を頑張りすぎる傾向にあるな、と感じている人におすすめなのは以下の方法です。

●スケジュールを見直す。

オン(仕事)とオフ(プライベート)を独立させ、別々のものとして考えます。予定を立てるとき、オフが極端に少ないときは要注意。

まず、オフで絶対動かせない予定を入れてしまいましょう。例えば、温泉に行くと決めて宿や新幹線などを予約してしまうことです。

最初は無理やりですが、そうでもして必ずオフの時間を確保すること!

●頼めることは頼んでしまう

人に頼むのが苦手な人、人に任せて思うようにならないとイライラする人にとっては、試練ともいえるかもしれませんが、人にうまく頼める人が結果的に人から信頼されるようになります。なぜなら、人を信頼する人じゃないと、人に信頼されないからです。

●100点じゃなくていいと考える

人間はいつでも100%のパフォーマンスを出せるということは不可能です。どんな立派な経営者であっても、です。それを経験した上司は分かっています。

100%を目指すのが仕事ですが、仮に80%、50%であっても「だからといって、自分の価値が下がるわけではない」と理解しましょう。

●ときには転職を考えてみても

人には向き不向きがあります。また適材適所と言われるように、人はちゃんと適所に置かれると、高いパフォーマンスを発揮するものです。

その重要性を企業も気づきはじめ、社員の適性診断を取り入れているところもあります。

コツコツとした事務作業をやらせたら、ものすごいパフォーマンスを発揮するのに、営業に配属になった…では、もともと持っている能力を活かすことはできませんよね。

もしかしたら、自分もそうかもしれない…と考えてみることも、ときには必要です。

私がおこなっているバイオリズム分析学で、持って生まれた能力適性がわかるのですが、それにともなって配属を変えたとたん、「え?あれがあの○○さん?」というくらい、どんどん伸びていったという人は多いです。

頑張るのは美徳ではありません。

頑張れるのは、十分な休息があってこそ。

身体と心にたっぷりと栄養を与える時間は、人が眠らないと死ぬように、絶対的に必要なものなのです。

あなたが過労死したとして、誰が褒めてくれますか?誰が評価してくれますか?

死んだあとに褒められても、評価されても、もう分かりませんよね。

仕事はあなたの能力を活かし、社会に貢献できるひとつの手段ですが、仕事の目的が「自分を認めて欲しい」、ではいつかきっと心が悲鳴をあげてしまいますよ。

自分にとって、豊かな人生とはなんなのか?という軸をしっかり持ってくださいね。

この記事の監修医師

心理カウンセラー 月野 るな

ルナリバティ代表

女性の自立支援活動を行う中で、身体と精神のバランスが人生に与える影響に着目。溝口式分析学を学び、心理カウンセラー、バイオリズムコーディネーター、ポテンシャルアナライザー、ヒューマニティプロファイラーのライセンスを取得。

精神面と肉体面の細胞パワー(バイオリズム)を活用し、ビジネス・ライフスタイルにおけるアドバイジングを行う。

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