健康

加齢が進むと体にどんな影響が?加齢の症状と予防に適した栄養とは?

年齢を重ねるとともに、体にさまざまな変化を感じている方は多いのではないでしょうか。「見た目が老けた」というだけでなく、「太りやすくなった」「目が悪くなった」「記憶力が落ちた」など、人によってさまざまなお悩みを持っているかと思います。そこで今回は、そもそも老化はなぜ起きるのか・老化を進行させる原因・老化を遅らせるための対策などについて解説します。

 

加齢が体に及ぼす影響

 

加齢と老化

年齢を重ねていくにつれ、体にはさまざまな変化が起きます。「変化がいつから起こるか」は個人差がありますが、一般的には40代前後から変化を実感しやすくなるのではないでしょうか。

この加齢による変化のことを、一般的に「老化」と呼んでいます。「20代の頃にはなかったシワができた」「疲れやすくなった」「太りやすくなった・痩せにくくなった」などというのは、代表的な老化現象と言えるでしょう。

 

加齢に伴う老化によって起こる体の変化

加齢にともなう老化によって、以下のような変化が生じます。

 

・筋肉量の減少

加齢にともない、筋肉量は低下していきます。これは、筋肉を構成する筋繊維が減少・萎縮するからです。一般的に、筋肉量の減少は30歳前後から始まるといわれています。

 

・脂肪が付きやすくなる

加齢にともない筋肉量が低下するにつれ、基礎代謝量も低下します。基礎代謝量とは、安静時のエネルギー消費量のこと。「歳をとると太りやすくなる」「痩せにくくなる」というのは、基礎代謝量が低下することでエネルギー消費量が少なくなり、余った脂肪が体内に蓄積されやすくなるからです。

 

・細胞が老化する

加齢とともに細胞も老化していきます。老化した細胞はその機能も衰えていき、最終的に死滅します。

 

・臓器が老化する

臓器の働きは、その臓器を構成する細胞の状態に左右されます。そのため、加齢にともなって細胞が老化すると、おのずと臓器も老化し機能が衰えていきます。

 

・骨密度が低下する

加齢とともに骨密度は低下します。その結果、骨粗鬆症や骨折などの症状が起きやすくなります。特に女性の場合、閉経後に女性ホルモンエストロゲンが一気に減ることで、骨密度も急激に低下します。

 

・聴力の低下

加齢による変化は聴力にも現れます。特に、高い音が聞こえづらくなります。高齢になると、言葉の聞き取りに支障をきたし、会話が困難になる人も。

 

・視力の低下

加齢によって視力にはさまざまな変化が生じます。いわゆる老眼は、近くの物体にピントを合わせるのが難しくなることで起きる老化現象です。また、色の見え方や奥行きの認識力が衰える人も少なくありません。涙液が減少することで目が乾きやすくなることもあります。

 

・肌の変化

老化現象としておそらく最も体感しやすいのは、肌の変化かもしれません。加齢にともない、皮膚内部のコラーゲンやエラスチン生成量が減少するため、肌の弾力は低下し、乾燥しやすくなります。シミやシワ・たるみが目立つことも。

 

体の変化が老化なのか病気なのか、判断がむずかしいことも

加齢とともに自分の体に起きている変化が、単純な老化現象なのか、それとも何か病気に起因するものなのか、不安に感じる方は多いかと思います。老化現象の起こり方は個人差があり、何が老化現象で何が病気なのか、明確な線引きは難しいと言えます。老化現象によって起きるさまざまな機能低下は、病気が原因で起きる機能低下と類似していることもあります。例えば、記憶力の低下が老化なのか認知症の症状なのか、素人が判断するのは難しいでしょう。年齢とともに生じた体の変化や症状に何か不安や疑問がある方は、病院で相談するのもひとつの選択肢です。

 

加齢に伴う「老化」の進行要因

 

老化の進行要因として、以下の3つがあげられます。

 

酸化

人は呼吸によって酸素を体内に取り込みますが、このとき約20%の酸素は活性酸素という物質に変化します。活性酸素は細胞をウイルスから守るなど良い働きをしてくれますが、過剰に発生した場合、健康な細胞まで酸化させてしまいます。この「酸化」は、老化を進行させる大きな要因です。加齢とともに活性酸素を無害化する酵素も減少してしまうことも、酸化が進む原因のひとつと考えられています。

 

糖化

糖は、体内でエネルギーを作るために必要不可欠な成分です。しかし、過剰にとりすぎた糖は、体内でタンパク質と結びつき、細胞を劣化させます。これが「糖化」と呼ばれる現象で、老化を進行させる要因のひとつと考えられています。

 

ホルモンバランスの変化

加齢とともに体内のホルモン分泌は変化していきます。例えば、女性ホルモンのひとつエストロゲンは、50代前後から急激に減少し、閉経をもたらします。また、ほてりやイライラといった更年期障害の症状を招くことも。ほかにも、男性ホルモンのひとつテストステロンは、筋肉量や筋繊維を保つ助けをしていますが、加齢とともに減少していきます。このようなホルモン分泌の変化も、老化を進行させる要因となっているのです。

 

加齢・老化の進行をゆるやかにするための対策

 

老化現象は自然の摂理であるため完全に防ぐことは不可能です。しかし、食生活や生活習慣を改善することで老化をゆるやかなものにすることはできます。

食生活の改善

老化を遅らせるためには、食生活の改善が非常に重要です。例えば、老化進行の要因である酸化は、抗酸化作用のある栄養素を含む食材を意識的にとることで抑制できます。また、糖化の予防には、糖質の多い食材を控えることが重要です。

 

【抗酸化作用の高い栄養素】

ビタミンAやビタミンC・ビタミンEは抗酸化ビタミンと呼ばれ、体内の酸化を抑制する働きが期待できます。

 

・ビタミンA

にんじんやブロッコリー・トマト・ほうれん草などの緑黄色野菜に多く含まれる

 

・ビタミンC

柑橘系の果物のほか、いちごやキウイ・パプリカ・ピーマン・じゃがいもなどに多く含まれる

 

・ビタミンE

ごまやアーモンド・ピーナッツ・かぼちゃなどに多く含まれる

 

【糖化予防のための食事】

白米やパン・うどん・パスタなどの主食は、糖質を多く含みます。主食を減らす・夜だけ主食を抜くといった工夫をすると良いでしょう。

また、クッキーやチョコレート・ケーキ・プリンなどといった甘いお菓子にも当然糖質はたくさん含まれています。間食は控え、どうしてもお菓子が食べたいときは、糖質オフタイプを選ぶようにしましょう。

 

このほか、さつまいもやかぼちゃ・じゃがいも・とうもろこしなど、野菜でも糖質が高いものがあります。果物も糖質を多く含んでいます。野菜や果物は「ビタミンやミネラルが豊富で健康的」というイメージがありますが、糖質の観点から見ると避けた方が良い種類もあるのです。

 

生活習慣の改善

ストレスを感じると、体内では多量の活性酸素が発生すると言われています。ストレスをできるだけ溜めない・ストレス解消方法を見つけることが大事です。なお、ストレス解消に暴飲暴食をしている人は多いかもしれませんが、これはぜひともやめたい習慣です。ストレス解消に最もおすすめなのは、体を動かすこと。運動自体も健康に良いので一石二鳥です。ストレッチや筋トレなど、自分にあった方法を見つけましょう。

 

睡眠習慣の改善

ホルモンの分泌は睡眠中に活発になります。ホルモン分泌量は加齢とともに変化するものではありますが、できるだけ安定させるためには、質の良い睡眠を確保することが重要になります。1日の睡眠時間は7時間以上を確保し、睡眠の質を高められるよう就寝環境を整えましょう。

 

栄養サプリメントを摂取する

老化を遅らせ若々しい体を保つためには、抗酸化作用に優れた栄養素をはじめ1日に必要な栄養素をしっかりとることが大切です。しかし、毎日の食事だけで栄養素を補うのはなかなか大変です。そこで、不足する栄養素を補助するために、クロレラの摂取がおすすめです。

 

「クロレラ由来の総合栄養サプリメントは加齢および肥満に伴う唾液分泌量の低下を軽減する」

 

まとめ

老化は誰にでも少なからず生じるものですが、できれば遅らせたいものですね。いつまでも若々しく健康的な体を維持するために、ぜひ今日から食生活や生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。