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栄養補助食品とは?その他健康食品との違いと上手な活用法

スーパーやドラッグストアに行くと、「栄養補助食品」と銘打たれた商品がたくさん並んでいますね。飲み物やクッキー・ゼリーなど、その種類もさまざまです。なんとなく体に良さそうだからと、栄養補助食品を手にとっている方も多いかもしれません。ですが、栄養補助食品とは具体的にどのようなものなのか、通常の食品とは何が違うのかご存知でしょうか?そこでこの記事では、栄養補助食品とはどのようなものを指すのか、健康食品との違いや具体的な用途・目的などについて解説します。

 

栄養補助食品とは

 

栄養補助食品とは

栄養補助食品は、食事だけでは必要量を摂取することが難しい栄養素を補うことを目的につくられた食品です。栄養補助食品を名乗るのに法令上の明確な定義や許可は必要なく、一般的には健康食品のひとつに位置づけられています。

 

栄養補助食品の種類

栄養補助食品にはさまざまな種類があります。クッキーやチョコレート・ゼリー・飲み物・錠剤・カプセル・粉末などがあり、含まれている栄養素も、ビタミンやミネラル・タンパク質など製品によって異なります。

 

栄養補助食品とその他の健康効果が期待できる食品の違い

栄養補助食品のほかにも、健康効果が期待できる食品があります。例えば、栄養機能食品や、特定保健用食品・機能性食品など。これらは、「国が制度を創設して表示を許可しているもの」と、「それ以外のいわゆる健康食品と呼ばれているもの」に大別できます。

 

【国が制度を創設し表示を認可している食品】

・栄養機能食品

栄養機能食品とは、体の健全な成長・発達・健康維持のために必要な栄養素の補給を目的とした製品を指します。12種類のビタミン(ビタミンA・B1・B2・B6・B12・C・E・D・ナイアシン・パントテン酸・葉酸・ビオチン)と5種類のミネラル(鉄・カルシウム・マグネシウム・亜鉛・銅)の含有量が国の基準を満たしている製品は、栄養機能食品の表示を行うことができます。なお、栄養機能食品には特定のマークはありません。

 

・特定保健用食品

特定保健用食品とは、体の生理学的機能に影響を与える保健機能成分を含む食品を指します。特定保健用食品の表示には、消費者庁長官の許可が必要です。現在では、「血中のコレステロール値を正常に保つ」「おなかの調子を整える」といった保健機能の表示が許可されています。

 

・特別用途食品

特別用途食品とは、医学的・栄養学的に配慮が必要な人(妊婦さんや病気の方・高齢者・赤ちゃんなど)の健康維持・回復に適した「特別の用途の表示が許可された食品」を指します。特別用途食品の表示をするためには、消費者庁長官の許可が必要です。

 

【一般の健康食品】

スーパーやドラッグストアに行くと、「健康食品」と呼ばれる製品がたくさん並んでいます。健康食品は以下のような名称に細分化されていますが、どれも法令上の定義はありません。なお、この記事でピックアップしている栄養補助食品は、こちらに分類されます。

 

・機能性食品

機能性食品とは、その食品が与える体調調節機能に着目し、その機能性を標榜としたものを指します。機能性食品には、あくまで試験管内実験や動物実験から得られた結果をもとに効果を謳ったものが多くゆえに必ずしも「実際に人が摂取したときにその機能性が発現する」というわけではありません。なお、人が摂取した場合の有用性・安全性が審査され、国の許可を受けている場合は、特定保健用食品になります。

 

・健康補助食品

健康補助食品は、財団法人日本健康・栄養食品協会が提唱している名称で、「栄養成分を補給し、または特別の保健の用途に適するもの、その他健康の保持・増進及び健康管理の目的のために摂取される食品」を指します。

 

・栄養強化食品

栄養強化食品は、平成8年に栄養表示基準がつくられる以前に使われていた名称。平成8年以前には、特定の栄養素を補給できる旨の表示が許可されていた食品のことを指していましたが、現在は廃止されています。

 

・栄養調整食品

栄養調整食品は、欠乏しがちな栄養素を補給して栄養バランスを整えるための食品です。例えばジュースやスムージー・ヨーグルト・ゼリー・スープなどさまざまな種類があり、活用しやすいという特徴があります。ただし、表示にあたって国の許可は必要ないため、誇大広告や虚偽広告が問題になるケースもあります。

 

・サプリメント

健康食品のうち、特に錠剤やカプセル形状のものをサプリメントと呼びます。なお、サプリメントの中でも12種類のビタミン(ビタミンA・B1・B2・B6・B12・C・E・D・ナイアシン・パントテン酸・葉酸・ビオチン)と5種類のミネラル(鉄・カルシウム・マグネシウム・亜鉛・銅)の含有量が国の基準を満たしている製品は、栄養機能食品として表示されています。

 

栄養補助食品の活用方法・おすすめ活用シーン

 

栄養補助食品のメリットは、不足しがちな栄養素を手軽に補えること。以下のようなシーンで活用することをおすすめします。

 

・エネルギー不足の補給に

「朝はバタバタしてしまって、朝ごはんをちゃんと食べない」という方は多いのではないでしょうか。しかし、朝ごはんには、起き抜けの体と脳にエネルギーを補給するという重要な役割が。忙しいときでもサッと食べられる栄養補助食品(クッキータイプやゼリー飲料など)を活用しましょう。

 

・スポーツ中・スポーツ後の栄養補給に

スポーツ時に電解質や炭水化物を含む飲料を摂取すると、パフォーマンスがアップしやすいと言われています。また、スポーツをした後にタンパク質や糖質・ビタミン類を補給すると、筋肉疲労を軽減できるとされています。スポーツをする際は、こういった栄養素を含む栄養補助食品(飲料・ゼリー飲料など)を活用してみましょう。

 

・栄養バランスの改善に

栄養補助食品は、食事だけでは1日の必要量を摂取しにくい栄養素の補給に適しています。1日に必要な栄養素すべてを食事だけで補えている方は非常に稀です。現代人は食生活が乱れがちな上、忙しさにかまけて食事をおろそかにしている方も少なくありません。そのため、栄養バランスが悪くなったり栄養不足になったりしていることが多いのです。特に不足しやすいのは、ミネラルやビタミン類。ミネラルやビタミンは野菜に多く含まれるので、野菜不足の方は必然的にミネラルやビタミンが欠乏しがちです。栄養バランスを整えるために栄養補助食品を活用してみましょう。

 

・おやつがわりに栄養補給を

栄養補助食品には、クッキーやチョコレート・ゼリーといった間食にぴったりな食品もたくさん。間食をするのであればせっかくなら栄養補助食品を選んで、おいしく食べながら足りない栄養素を補給しましょう。

 

クロレラは豊富な栄養素を含んだ栄養補助食品

 

クロレラは、ビタミンB12や葉酸・ルテインなどの栄養を含み、免疫調節作用・抗酸化作用・抗糖尿病作用・降圧作用・抗高脂血症作用などの幅広い生理機能性があると示唆されています。健康維持のために栄養補助食品を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

 

「健康を促進する栄養補助食品としてのクロレラの可能性」

 

まとめ

現代人は食生活が乱れやすく、1日に必要な栄養をしっかり摂れていないこともしばしば。そんな方はぜひ栄養補助食品を活用し、足りない栄養素を補ってください。飲み物やゼリー・お菓子・錠剤タイプまでさまざまな製品があるので、ご自身が使いやすいものを選びましょう。